結婚は本人同士のこととはいえ、やはりご両親の思いも様々あると思います。

親の立場からの婚活はどうでしょうか・・・

 

我が子には幸せになってほしいのは当たり前ですよね

先日眞子様(今は眞子さんとお呼びするのでしょうか・・)と小室圭さんがご結婚されましたね。

様々なご意見がおありかと思いますが・・・

私は眞子さんが住み慣れた御所から出られて、ご両親に最後のご挨拶をされていたシーンが一番印象に残っております。

娘を送り出される紀子様の表情にジーンときてしまいました。

生まれてきてからここまで育てた大切な娘を送り出す胸の内は、母親であればどんな立場でも同じ気持ちなのではないかと思います。

私も娘がおりますので、自分と重なりこみ上げるものがありました。

それと同時に、数十年前に私が結婚して家を出るときに、母はどんな思いだったのだろうかと、今は亡き母を思い出しました。

 

30年以上も前になりますが、結婚式の打ち合わせにお互いの母親と私たちふたりの4人で会ったことがありました。

帰り際、義母が私に「これからずっとふたりで一緒にいられるのだから、今日だけは○○(主人の名前)に車で送ってもらっていいよね?」と聞いてきました。

私としては主人が義母を送っていくのは当たり前だと思っていたので、わざわざ私に聞いてこられたことに驚いたのですが、今でもその言葉がとても印象に残っているのです。

今振り返ると、大切に育ててきた息子へのひとつの区切りのような言葉に思えました。

あれから義母は私たちの結婚生活には一切干渉してきたことがありません。

おかげでよい距離感で仲良くできています。

 

私の叔母が息子の結婚が決まった時に、「これで息子の洗濯物を洗ってあげられるのも最後だ」と思い、泣きながら洗濯したという話も思い出しました。

その時は私も若かったので、マザコン?(ーー;)なんて思ってしまいましたが・・・

今になると、叔母の気持ちも理解できるような気がします。

叔母も結婚してからは一切息子夫婦のことは干渉せずとてもうまくやってます。

 

親として、息子や娘が愛しいのは当たり前です。

幸せになってほしいからこそ結婚相手への理想も膨らむとは思います。

結婚してほしいけれど、どこかで寂しさもあるのでしょう。

でも我が子とはいえ、自分とは別の人生なのです。

思いが深ければ深いほど、思い通りにするのではなく、我が子の選択を信じて、見守ってあげることが愛なのだと思います。

本当の意味での自立をさせてあげることが愛情なのだと思います。

結婚しても親子の縁が切れるわけではありません。

これまでとは違う立場から、我が子を信頼し応援してあげてほしいと思います。

信頼し応援してあげることも愛情

写真は白山神社の手水舎です。

綺麗なお花で埋め尽くされていました。

我が子の幸せをそっと遠くから祈ってあげることも親心ですね。

 

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